かおりの気になる通信

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新米と古米の見分け方にはポイントがある!?素人でも見分けるコツ

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お米は、どんなに食文化が多様化しても
なくてはならない大事な主食ですよね。


だから重たくても、スーパーからだって
がんばって運んで帰ります。


そして、秋は新米の季節!


やっぱり収穫したてのお米は
モチモチとして格別です。


今年も新米の季節だわ~と思いながら、
重たい思いをして買ってきたお米が
あんまりおいしくなかったら……
ショックが大きいですよね。


そこで今回、スーパーなどのお店で
お米を購入するとき、新米と古米を
見分ける方法についてご紹介します。

 

 

 

新米を見分けるポイントを伝授します!

そもそも、新米と古米を
見分ける方法はあるのか?


その疑問にお答えしますね。


近年、お米の貯蔵方法は進化していて、
古米といっても、見た目にはっきりと
変化がわかるほど劣化しないのだそう。


素人目で判断するのは難しいですね。


プロの農家さんなどは、


米粒を奥歯で噛み、
水分が多くてすぐ割れるものは新米。


また、米の袋に手を入れてみて、
白い粉がたくさんついてくるものは
酸化が進んでいる古米。


といった判別の仕方をするそうですよ。


スーパーやコンビニなどで買う場合、
お米はビニール製の丈夫な袋に入っているし、
サンプリングは無理ですよね。


で、頼りになるものは品質表示!


そこに新米を見分けるヒントや
その米の情報が詰まっています。


米の品質表示については、
JAS法で義務つけられていて、
その米の産地、品種、精米か玄米か、産年などが
記載されていいます。


お米には米穀年度といって、
収穫に合わせ11月1日から始まる
年の数え方があります。


1年を11月1日から
10月31日までとするわけです。


それに加えて、農林水産省
「原料玄米が生産された年の12月31日までに
容器に入れられるか、包装された玄米・精米は、
新米と表示できる」としています。


つまり、収穫年の12月末までに
袋詰めされたお米は、翌年の10月末まで
新米と呼ばれているのです。


お店でお米を買うときは、
この品質表示を確かめてみてください。

 

新米と古米をブレンドすれば古いお米もおいしく食べられます!

お米をブレンドしたものは
ブレンド米、混合米と言います。


2種以上の産地や品種の米を混ぜることで、
さらにおいしく味わえるように工夫されたものです。


古くなった米をおいしく食べたい場合、
新米とブレンドすると、古米の風味を
良くすることができますよ。


古米のパサパサ感を、新米のもちもちとして
粘り気がある食感が助けてくれます。


そのとき、炊き方に気をつけると、
よりおいしく食べられますので、
併せてご紹介しますね。


古米の場合、
酸化していて米の周囲が粉っぽい状態になり、
少しぬか臭がすることもあります。


洗米(米とぎ)のとき、特に初回の水は
さっと素早く捨てるのがポイントです。


初回の水は、古米が吸収しやすいので、
ぬか臭さを少しでも減らすためですね。


そして、お米はゴシゴシと強く洗わないで、
優しくサッとすすぐようにしましょう。


次に、浸水時間。
30分~1時間が適当ですが、
冬は2時間くらいおくほうがいいですよ。


そして、古米の水加減は、
ほんの少し多めにしてあげましょう。


水加減をしたら、氷を2つほど入れて
炊き始めて沸騰するまでの時間を
遅らせるという裏技を使うと、
お米の甘味を引き出せるそうですので、
やってみてくださいね。


また、古米のパサパサ感を生かして、
ピラフやすし飯にすると、
とてもおいしく食べられます。


お米の中に調味料が
入っていきやすいのですね。


逆に新米はモチモチと粘り気があるので、
これらの料理には向いてないと言われ、
プロもわざわざ古米を選ぶそうですよ。


ぜひお試しください!

 

まとめ

今回は、スーパーなどで
新米と古米を見分ける方法のほか、
古くなったお米を少しでも
おいしく食べる方法をご紹介しました。


古米とは言っても、
何年も前のお米というわけではなく、
米穀年度が変わったら、
そう呼ぶということだったんです。


お米の貯蔵方法は進化してますので、
味や見た目の劣化が急速に
進むわけではありません。


それでも、
「ちょっと味がイマイチ……?」


そう感じた場合は、

 

  • 新米とブレンドする
  • 炊く前に氷を2つ入れる
  • ピラフや酢飯にする


などなど。
ちょっとした一手間を加えてみてください。


最後までおいしく食べられますよ!